アイリッシュショーを見に行く

学校3日目。今朝は気持ちよく目覚められた。

外国人登録の書類をもらいに学校のレセプションに行くと、日本人スタッフの方に会わせてもらった。登録しに行く旨を伝えると「え!来たばっかりじゃん!もっとゆっくりしなよ、二週間くらい。書類なんかすぐに用意できるからまたおいで。」と。そう言われて自分が緊張していたのがわかったし、なにかと焦っていたかもなぁと思った。書類をもらうのはまた来週以降にしてこの日は町へ。

 

古本屋であり、新品の本も扱う本屋さんへ。背の高い本棚が天井まであり、ぎっちりと様々な詰まっていた。店内には椅子も置いてあって好きに座って読むこともできる。平日の昼間だけどたくさんの人が本を見ていてお店は賑わっていた。

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先日、市内ツアーをしてくれた時に先生が案内してくれたお店だ。先生も本を読むのはとっても英語の勉強になるからね。読みなさい。とその時話していた。

ケルトの本を集めた棚もあり、たいへん興味深い本がたくさんあった。この国のお伽話、ケルト神話、遺跡について写真入りで書かれた本など。オーガスタ・グレゴリはゴールウェイ生まれのアイルランドの劇作家であり詩人でありアイルランドフォークロア収集にも当たっていたケルト文学復興運動の中心人物。

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彼女のケルト神話の分厚い本が€7で買えた。かなりのヴォリューム、頑張って読み終えたい。

 

夕食は鶏のササミたっぷりのクリームシチューで、とても美味しかった。

 

夜はクリスとエリザベスと一緒にアイリッシュダンスと歌のショーへ。このショーは学校で学割されたチケットを買うことができて、ステイ先のお家から歩いて7分くらいのところにあるリゾートホテルの会場で開演されていた。ショーの名前はアイルランド語で「MISE ‘EIRE」英語にすると「I am Ireland」だ。アイリッシュミュージックと歌と踊りに合わせてアイルランドの神秘的な歴史を旅する。

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アイリッシュハープやフィドルなど舞台上には生バンドが並び、その前で女性のダンサー三人と男性のダンサー二人、それと男女のヴォーカリストが次々に歌って踊る。私は生でアイリッシュダンスを初めて見たけど、ものすごい脚力でもって跳ね上がり力強いステップはパワフルで感動的だった。

アイリッシュダンスはイギリス統治時代、厳しい制限を受けていたアイルランドの人々は窓の外からイギリスの兵士見られてもみつからないようにと窓枠の下、つまり脚だけで踊るダンスが生まれたのだと以前テレビで見たことがあった。アイルランド の不屈の精神が垣間見れる。

クランの猛犬を題材に犬に扮した男性とハーリングのスティックを持った男性がアイリッシュダンスをしたり、ケルトの神話に始まり、グラダリングの由来、飢饉がありたくさんの人々がアメリカへ渡ったこと、アイルランド独立戦争のこと、それらすべてを歌とダンスで表現していて、素晴らしかった。力強く、美しくて、感動的なショーだった。

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クリスもエリザベスも感動していて、今夜は神秘的でマジカルな夢が見られるねと言ってその日は眠りについた。