マーケットでオイスター!

土曜日、いつもと同じ時間に目覚めるつもりで目覚ましを鳴らすも見事に二度寝。8時半に起床。下の階がなにやら騒がしいけど、またホストファミリーのお孫さんが来てるのかな?と思いながらキッチンに向かうと二人もお孫さんが来ていた!一人はまだ9ヶ月の赤ちゃん!かわいい〜にしてもほんとに大家族だ。そして家族の距離がすごく近い。ほとんど日替わりでノリーンの元に子供たちが孫を預けに来ている。いい関係だなぁ。

11時頃、街へと出てみる。教会の前でやっているクラフト&フードマーケットが今日は大盛況だった。

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生牡蠣の屋台がでていてどうしても惹かれてしまい、3つで€5をいただいた。お店のお兄さんが牡蠣をその場で剥いてくれる。

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生レモンを絞って一口でジュルリ。んっんまぁ〜〜い!

牡蠣のスープの塩気が濃くて、身は大きくないけど、美味しさがぎゅうぎゅうに詰まっていた。味が濃い!クリーミーすぎるぶるんぶるんの日本の牡蠣が少し苦手なんだけれどこれは真反対でとても好みだった!ほんとはもっと食べたかったけど我慢してしばらくマーケットをみてまわる。

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こないだ食べたドーナツ屋さんもあって、今回はシナモンとココアの2つを買ってみた。ん〜やっぱり美味しい!

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通りの方まで続くマーケットではお魚屋さんまできていた。紐を引くとアンコウの口が開く仕掛け。端まで見て、ハンバーガーで腹ごしらえをすることを決意。

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アイルランド産のお肉で作られるハンバーガーは注文を受けてからお肉を焼き始めるスタイル。5分待ってねと言われ待ってる間に行列ができていた。

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焼きたてのパティはジューシーで美味しく、満足。腹ごしらえを済ませて、賑やかな街を抜け、そのままソルトヒルに向かって歩いて行く。晴天で気持ちがいい。

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海沿いの道は風が強く、少し冷たい。この国の風は強いな。

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ソルトヒルまで30分も歩けば着くと思っていたが、思ったより遠い。途中で何度か休憩しながら歩いたので1時間くらいかかって到着。ビーチを眺める前にまずは休憩。パブが並ぶ通りに出た。ちょっとオシャレなレストラン兼パブに入ると土曜日ということもあって、家族で食事をとっているお客さんがちらほら。

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チョコミントアイスと紅茶で一休みした。

こちらの紅茶はだいたい€2.5くらいでポットで出てくるのですごくありがたい。日本だとなかなかポットで出してもらえないし、ポットで出るようなところはお値段がかわいくないことが多いのだ。

向かいの席はおじいちゃんおばあちゃんにお友達と小さなお孫さん。やっぱり家族仲がいいなぁ。しばらくするとお母さんがもう一人子どもを連れてやってきた。スタイリッシュな店内だけど、ゆったりとした雰囲気が流れていた。

 

ビーチの前には遊園地が。

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子どもたちの声が聞こえる。ブレイにもこんな移動式の遊園地があったなぁ。また行きたいな、ブレイ。

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風は相変わらず強く吹き付けていたけど、ビーチでは親子が元気に遊んでいた。

帰り道の道のりもまた長くて、途中で芝生に寝転んでいたりしたので1時間半くらいかかってしまった。家に着く頃は6時半近くになってしまって、ヘトヘトだった。

今日はノリーンがいないので、ジョンがノリーンが用意したご飯は冷蔵庫だよ。水飲む?と面倒をみてくれた。部屋にいたクリスに声をかけて一緒に夕食。食事が終わる頃にまたジョンが来てデザートのアイスを切り分けてくれた。

7時からエア広場でパレードがあるよ、行って来たら?とジョン。クリスはなんのこと?というのでアートフェスティバルのパンフレットを指差してたぶんこのバードマンというアート作品が今日の夜、街を歩くって書いてあるからそれだと思うよ。というとクリスはさっそく出かける準備をしてあっという間に街へと出て行った。わたしにも声をかけてくれたけど、くたびれすぎてるから少し休みたくてクリスを見送った。夜の10時からのもあるし、休んで元気になったら行こうかな。

部屋で英語のテキストをやって、ゴロゴロして10時。エア広場に来てみたけど、パレードという雰囲気ではない。どこから始まるのかな?と通りにでたら、来た!

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鳥の骨組みのようなものを纏った人がガードの警官とスタッフに囲まれながらこちらに向かってきている!かなり大きい!竹馬みたいのに乗ってるようだ。

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こんな人だらけの通りをどうやって?と思ってたので納得。日が沈み始めたので彼らの身体の内部が光っていた。街中を青やオレンジに光りながら歩くバードマンはすごくストレンジだった。お尻にはスピーカーが内蔵されていて、奇妙な音と一緒に鳴き声が聞こえる。

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なにより鳥らしい動きがすごいのだ。めちゃくちゃリアル。動かしてる中の人の器用さと、リアリティを追求した設計のなせる技なんだろうな。と感心。
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パブで飲んでいた人たちも一斉に店の外に出て来て、お酒を片手に巨大な鳥を眺めながら写真を撮っていた。通りを歩く鳥を追いかける人々。このままついて行ったら、このたくさんの人を引き連れたまま異世界に連れていかれてしまいそうな気がしてわくわくしてしまう。

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少し広い通りでは鳥たちが人をつつくパフォーマンスも。ストリートの端まで行って、折り返していくのもついて行って、バードマンたちが巣に帰る頃にはとっぷりと夜の帳が下りていた。

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