ダブリンに到着。ケルトの風は熱かった!

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ダブリンに着いた。びっくりするような晴天!空港から乗り込んだタクシーの運転手さんによるとヒートウェーブが来ていてダブリンは今すごく暑いのだと。(そうは言っても25度)

曇りがちで雨降りだから緑が豊かなアイルランドは別名グリーンアイランドと呼ばれていると聞いていた。

それだからどんよりな空色を想像して来たのだけど、見事なまでに晴れ渡った空の下をタクシーで走りながら、なんて素敵な日!と感動したのも束の間だった。

 

タクシーの運転手さんがアッパーストリートとロウアーストリートを見落としてしまったようで、同じガーディナー通りで同じ番地、似たような名前のホステルに降ろされてしまったのだ。

間違えて到着したホステルのレセプションには柔らかい笑顔のおじさん。私が見せたバウチャーを見て、「君のホステルはアッパーストリートの方だよ、ここはロウアーストリートだから歩いて15分だね。坂の上と下だよ。ここは下。OK?」と言って地図を書いてくれた。せっかくタクシーで来たのに…15分も荷物押して歩けないタクシーと呟く私に彼は笑顔で飴をくれて励ましてくれた。

通りに出るとここはロウアーストリートで私のホステルはアッパーストリートというだけあり眼前にはなかなかの坂道が…。

 

アイルランドにしては珍しいほどの暑い日差しの中合わせて40キロ近い荷物(スーツケース大&小にバックパック)をとてもじゃないけど22時間のフライトの後に運べる気がしなくて流しのタクシーを止めようとするが、なかなか拾えない。

そんな中ひとりの運転手さんがこちらを見ながらどこ行きたいの?!ピックアップがあるからそれまでなら!と歩道にいる私に話しかけてくれた。住所を見せると「え!近いよ!歩いて2分!すぐそこ!(聞き取れない)のとこだよ!頑張って!」と歩くように促されてしまった

15分の距離が2分と言われ、混乱しながらもとにかく近くにあるなら…と腹をくくって歩き出すことにした。

 

レセプションで書いてもらった地図はすごくざっくりとしていたので途中でわからなくなってしまい、街行くおじさんに改めて道をたずねた。おじさんは「ケータイ持たないで出ちゃったからわかんないや!そこのパブで道聞いてくるから待ってて!」と言ってパブへ。いやー、この国の人たちみんな優しくて親切で、でもちょっぴり大雑把。話に聞いてた通りで、少しの時間だがこの国に来てよかったなぁと思った。

 

こうして何人ものおじさんの助けがあって、なんとか重たい荷物を押しながらおかげさまで修道院を改装した坂の上のホステルに到着できたのだった。結局10分くらいかかった。

とにかく一安心。さっそく起きたちょっとしたトラブルに旅の醍醐味を感じながらそそくさとベッドに入ってしまった。

階下からブラジルVSメキシコ戦で盛り上がる声を聞きながら午後6時に就寝。

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