オイスターフェスティバルその2!
日曜日、先日運び込んできたスーツケースを荷ほどきしていると部屋をノックする音が、何かな?と思うとフローレンスが「今からテスコに車で行くけど一緒に行く?」と声をかけてくれた。まとめて買い物ができるチャンス!と思い、散らかるベッドの上をそのままに彼女の車に飛び乗った。フローレンスは散らかり果てたベッドの上を見て苦笑いしていた。
ドイツ系スーパーのALDIとイギリス系スーパーのテスコをハシゴ。買い溜めするチャンスと思ったら€30近く食材やらお菓子やらジュースまで買っていた。おそらくもうしばらく買い物しないで済みそうだ。
テスコの横にあるコーヒーショップのホットチョコレートを「ここのはシロップで作ってるから美味しいの♬」と上機嫌で飲むフローレンス。気さくで優しい人だ。ALDIで買い物した後に車に一度荷物を置いてテスコへ向かったのだけど、車の中にショッピングバッグを忘れてきちゃった!と言ったらサッと車のキーを渡して「そのボタンでロック解除だから!テスコで待ち合わせね!」と私にキーを預けてしまった。あまりに気さくな信頼感に私はすこし感動するほどだった。
大量の買い物を終えて帰ると家主は友人たちを招いて朝食をとっていた。いつでも交流関係が広くてアクティブな家主だ。
14時から日本人の友人とふたたびオイスターフェスティバルへ繰り出した。
町で有名なパブはキッチンが併設されていて、ギネスとハーフダースの生牡蠣で€14だった。
なかなか大ぶりの牡蠣に喜ぶ私たち。シーフードプレートにはボイルしたサーモンやスモークされたマスなどが盛られていた。
ギネスはまろやかで美味しく、牡蠣とよく合った。しかしちょっとこの牡蠣、ちゃんと剥かれてない。お店で食べるときは貝柱がきちんとナイフで切り離されているんだけど、このお店のはくっついていて、なんとなく水分が飛んでいる…なんだかちょ〜っと嫌な予感はこの後的中するのだけど、この時は美味しく食べた。
その後、昨日は有料のイベントをやっていたフェスティバル会場に向かうと、今日は入場がフリーだった!
会場前には出張屋台のお店もある。会場内のステージではジャズバンドの演奏があって、お客さんたちが好き好きにそれに合わせて踊っていた。カップルや小さな子供を連れた親子、おばあちゃん同士も楽しそうに踊っている。幸せな光景だ。自由に座れるテーブル席があり、お酒やオイスターをそこで味わえるようだ。
この丸い牡蠣!食べたかった!さっぱりした味わいながら味がしっかりしていてすご〜く美味しい!あっという間に3つたいらげてしまった。ワインビネガーとエシャロットのソースがまた美味しかった!
そこでとどまらず、屋台のムール貝も注文。たっぷり入って€7!これがまた美味しい〜〜!バターとオニオンと一緒に煮込まれたムール貝の出汁がたっぷりのスープまで飲み干してしまった。
一年分の魚介を食べたような気分。満足して帰宅する。帰り道に見た夕焼けが綺麗だった。