プチパニックの月曜日

月曜日!新しい週の始まり。新しい家から学校までの距離がいまいち掴めておらず、ちょっぴり遅刻してしまった。それにしても湖のまわりを歩いての登校は気持ちがいい。朝露に光る草と湖の静けさと広々とした空と…こんなに清々しい気持ちで朝が迎えられるのはそれだけでうんと贅沢で幸せなことだ。東京の暮らしじゃ得られない気持ちを感じて、嬉しくなった。

先週エイミーがもしかしたらクラスが変わるかもしれないから月曜日にはモニターをチェックしてね、と言っていたのでモニターをチェック。教室は同じだったけど、先生が変わっていた。もじゃもじゃ頭の若い男の先生だ。名前はドナル。新しくやってきたクラスメイトが何やら質問を受けている。「そのDVを振るう旦那さんとは別れないの?」?!なんてショッキングな会話が繰り広げられているんだ!と思ってたらどうやらドナルが振り分けた役になりきって質問に答えるという授業らしい。他の生徒はイマジナリーフレンドについて聞かれていたし、私は刑務所を出たばかりというていで、「で、何やったの?」という質問を受けたりした。ちょっと変わった先生の登場にクラスのムードも困惑ぎみに…しかしブレイクタイムをはさんで2コマ目はしっかりグラマーの授業をやってくれて、わかりやすいし熱心だしで、ギャップがまたたまらない!とファンになってしまった。同じクラスの日本人の女の子もファンになっていた。明日からも楽しみだ。

そんな感じで帰宅して、お湯を沸かそうとしたらスイッチが入らない…?!WiFiも飛んでない…よく見たら家中の電気が使えない?!どうなってるの?!とプチパニックに。私が壊してしまったのか?!追い出されちゃう?!朝は普通だったのに…と不安でいっぱい…。

ちょうどスカイプしていた日本の友人とブレーカーは落ちてない!など状況説明をすることで精神の安定をはかった。そういえば外の電柱で工事をやっていたからそれかもしれない…あ!リビングのテーブルの上にあった紙…!なんか電気って書いてなかった?!と思い確認すると停電のお知らせの紙だった。はー私がダウンさせた訳じゃなかった…とわかってほんとに一安心。

そんな感じで心がワタワタの一日だった。