シーフード料理を食べに
今日は土曜日。日本人学生の人たちとシーフード料理のお店に行こうと約束していた。
待ち合わせ時間直前に突然の豪雨が。とりあえずお店に集合したので店内へ。傘を持ってなかった一人は頭からずぶ濡れになっていて、入るやいなや店員さんにトイレのハンドドライヤーで乾かしてきなさいと言われて乾かしていた。濡れてるから座らせられないとはっきりと告げるのすごいなぁ…と感心してしまった。
この店員さん、なかなかパワフルな女性でたくさん話しかけてくれて素敵な接客だった。
するとあっという間に窓の外が晴れてきた。さっきの雨はなんだったんだ…と思っていると
6つで€14.5のオイスターが到着。
この生牡蠣のソルティーなスープ、私はとても好きで身と一緒に飲み込むと至福の味わい。真ん中のビネガーがまた良い味で、レモンと一緒にかけて食べるとより一層美味しくて、たまらなかった。
メインにはリゾット€12.5を注文。シーフードのスープとたっぷりのチーズにグリーンピースがホクホクでとても美味しかった。
食後に紅茶€2を。
食後は気持ちよく晴れた街を歩き、大学のキャンパスへ。アートフェスティバルで出品中の作品の一つが構内に展示されているのだ。
巨大な月の模型。直径7メートルあるこの月はNASAの協力のもと表面のディテールが作られているそう。
フェスティバルの初日は街の中にあって、内側から光っていたそうだ。それ見たかったなぁ。
そしてこの月は世界中を旅をしていて、次はオーストリアに行くらしい。いつか日本でまた見れたりしないかな。
そのまま大学のキャンパスを歩く。静かで緑が豊かで気持ちが良かった。
帰ると、ノリーンはおらず夕食は用意してくれたものを各自で。ペトラと二人で食事をした。彼女は明日、ドイツに帰る。二週間一緒に過ごせて何度かパブに行ったりして楽しかったな。
食後に彼女がこの鉛筆を見たら私を思い出してね、あとこれでたくさんボキャブラリーを覚えてね!と鉛筆とチョコレートをくれた。この二週間彼女は学校でたくさんの英語のボキャブラリーを増やす授業を受けていて、毎日頭を抱えていたのでこの言葉は重みがあった。
私はお返しに日本モチーフのステッカーの詰め合わせと緑茶とほうじ茶のパックをあげたら喜んでいて、嬉しかった。彼女と一緒に過ごせてよかったな。そういう私もあと一週間でこの家を出なければいけないのだ。来週くる別れを思ってちょっとセンチメンタルになった土曜日の夜だった。